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乳がんと検診

乳がんってどんな病気?

乳がんは乳房にできる悪性の腫瘍です。多くの場合、母乳を乳頭まで運ぶ乳管から発生します。
初期段階でのがん細胞は、乳管の中にとどまっていますが徐々に乳腺の外やさらに離れた臓器に広がっていきます。
しかし早期であれば90%以上が治る病気です。だからこそ、乳がんの早期発見がとても大切です。

参考:国立がん研究センター「がん情報サービス」
(統計>がん統計>最新がん統計> 4.生存率
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

どんな人がかかりやすい?

誰にでも乳がんにかかるリスクはあります。

日本人女性の場合、乳がんは30歳代から増加しはじめ、50-60歳代にピークを迎えます。

参考:国立がん研究センター「がん情報サービス」
(統計>がん統計>最新がん統計> 3.がん罹患(新たにがんと診断されること 全国合計値)
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html)

次のような方は、リスクが高いと考えられているので、特に注意が必要です。

家族(祖母、母、兄弟姉妹)で乳がん・卵巣がんにかかった人がいる

乳がんに関する遺伝子の異常を持つ人は、そうでない人の2倍かかりやすくなります。

初潮が早く(11歳以下)、閉経が遅い(55歳以上)

乳がんの発生には、女性ホルモンであるエストロゲンが深く関係しています。
そのためエストロゲンが分泌されている期間が長い人ほどリスクが高まります。

初産が30歳以上、または出産経験、授乳経験がない

妊娠・授乳期間にはエストロゲンの分泌が止まるため、リスクが下がります。

閉経後の肥満

閉経後はエストロゲンの分泌が止まりますが、別のホルモンが脂肪組織でエストロゲンに変わります。したがって、閉経後の肥満もリスクとなります。

参考:日本乳癌学会「患者さんのための乳癌診療ガイドライン」
(ガイドライン>乳がんの原因と予防 https://jbcs.gr.jp/guidline/p2016/guidline/g1/q05/

乳がんは増えている?

乳がんは、日本人女性がかかる割合(罹患率)ががんの中で最も高く、年々増加しています。
毎年9万人が新たに乳がんにかかるといわれており、生涯で乳がんにかかる割合は11人にひとりとなります。

2003年
ピンクリボンフェスティバルがスタート
2017年
ピンクリボンフェスティバル15年目
乳がん罹患リスク 30人にひとり(3%) 11人にひとり(9%)
乳がん死亡数 9,806人 14,285人

参考:国立がん研究センター「がん情報サービス」(統計>がん統計>
最新がん統計 https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

2018年がん罹患数
予測([]内は罹患数)
1位 2位 3位 4位
女性 乳房[86,500] 大腸[64,900] 胃[40,900] 肺[40,600]
男女計 大腸[152,100] 胃[128,700] 肺[125,100] 乳房(女性)
[86,500]

参考:国立がん研究センター「がん情報サービス」(統計>がん統計>2018年のがん統計予測数
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/short_pred.html

予防はできるの?

乳がんの予防方法は残念ながらありませんが、以下のことを心がけましょう。

脂肪の多い食事を避ける、飲酒は適量(日本酒1合)、たばこを吸わない

肥満(特に閉経後)や喫煙(受動喫煙も含む)は、乳がん発症リスクを確実に高めます。
アルコールの摂取もほぼ確実にリスクを高めることが分かっています。

豆腐・納豆などの大豆食品やイソフラボンをバランスよく摂取する

イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンによく似た構造をしているため、「植物エストロゲン」と呼ばれます。一方で、乳がんの治療薬と同じような構造をしていることもわかっていて、乳がんを予防する効果があると期待されています。

がん全般の予防として生活習慣を見直し、定期的な検診を!

乳がんは早期に発見すれば90%以上が治る病気です。だからこそ、早期発見のために乳がん検診を受けましょう。
「がんを防ぐための新12か条」

参考:日本乳癌学会「患者さんのための乳癌診療ガイドライン」
(ガイドライン>乳がんの原因と予防 https://jbcs.gr.jp/guidline/p2016/guidline/g1/q05/

乳がん検診って?

早期発見のため、定期的なマンモグラフィー検査を

マンモグラフィー検査は、乳がん死亡率減少の有効性が確立された検査方法です。
国の指針で、「40歳以上の女性は、2年に一回マンモグラフィー検査による検診」が適切と定められています。

検査方法の種類

年齢だけでなく乳腺タイプなどの個人差もあるので、専門医と相談して超音波検査との併用を検討してみるのもよいでしょう。

特徴 乳房専用のX線撮影装置を使用し、しこりの影や石灰化を写す。
10~15分程度の検査時間。
メリット 超早期の乳がんを発見できる。全体の把握ができる。
デメリット 乳腺濃度の高い方の場合、乳がんを発見しにくいことも。
人によって痛みを伴うことも。
特徴 超音波をあてて内部からの反射波(エコー)を画面に映し出す検査。
10分前後。
メリット 痛みはない。乳腺濃度の高い方、妊娠中の方でも可。
デメリット 乳がんの石灰化を映し出すことが難しく、診断には医師や検査技師の技術が問われる。

『乳がん検診の具体的な流れ』

日本の乳がん検診受診率は・・

欧米などでは検診受診率の向上と治療の進展も重なって、死亡率が年々減っています。
一方で、日本の乳がん検診受診率は先進国の中でも低いレベルに位置し、年々死亡率は増加傾向にあります。

参考:厚生労働省「平成30年度がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン」
(ホーム>低い日本の検診受診率 http://www.gankenshin50.mhlw.go.jp/campaign_30/outline/low.html

はじめよう!ピンクリボン習慣

検診に行こう!

自治体が行う住民検診を活用すれば、費用は無料か数百円から2千円程度の自己負担で済みます。
職域・医療保険者等の保健事業として行っているケースもあります。
それぞれ制度が異なるので、お住いの自治体や職場に問い合わせてみましょう。

(日本医師会「知っておきたいがん検診」のページに移動します)

日ごろからセルフチェックを

20-30歳代は心配だからといって、不用意にマンモグラフィー検査を受ける必要はありません。
まずは月に一度を目安にセルフチェックを行い、自分の胸に関心を持つことからはじめましょう。

40歳代を過ぎてからも定期的な検診と合わせて習慣化することで、胸の変化に気が付きやすくなります。
※ただし罹患リスクの遺伝性に当たる場合は、20-30歳代であっても早めに乳腺の専門医に相談しましょう。

How to セルフチェック

♥月経終了後から約1週間後がおすすめ。
♥閉経後は、月はじめなど自分で日にちを決めて行いましょう。

セルフチェックで異常を感じたら

良性の腫瘍の可能性もあります。必ず乳腺外科などで専門医の診察を受けてください。

乳がんや検診、セルフチェックなど、より詳しく知りたい方は・・

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