【乳がんQ&A】 男性も乳がんになるの? | ピンクリボンフェスティバル公式サイト

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【乳がんQ&A】
男性も乳がんになるの?

Q. 男性も乳がんになると聞きました。家族に乳がん経験者がいる男性はどうしたらいいでしょうか?

A. 男性も乳がんになります。ただし、家族に乳がん経験者がいるということだけで、男性が乳がんにかかる心配を過剰にする必要はありません。

男性乳がんにかかりやすい方には、高齢であること、肝臓の病気を持っていること、遺伝的に乳がんにかかりやすい素因を持っていること、などが挙げられます。したがって、血の繋がったご家族に乳がんや前立腺がん、膵臓がんの方が複数いらっしゃる場合や卵巣がんの方がいらっしゃる場合には、遺伝的な素因を考慮する必要があります。

ただ、その場合はまずすでに乳がんを発症されている方からその素因があるかどうかを調べていくことになります。もしご家族の遺伝的な素因がわかった場合は、ご自身がその素因を持っているか、カウンセリングを受けた上で検査を行うか判断していきます。

男性がセルフチェックを行うことで乳がんを早期発見できるかについてはデータがありません。しかし、男性にも乳がんができることを知っていれば、乳房に何らかの変化(しこりを触れる、鏡で見ると左右のバランスがおかしい、など)があった際に放置せずに診察を受けるきっかけになれると思います。

ぜひ異常を感じた場合は「男性が乳がんになるはずがない」と思わずに乳腺専門医に見てもらえるようにしましょう。もし乳腺クリニックを受診するのに抵抗がある場合は、かかりつけ医にご相談いただいて診察をしてもらうのでも良いと思います。

≪お答えいただいた専門医≫

下村 明彦先生

国立国際医療研究センター 乳腺・腫瘍内科/臨床ゲノム科

【略歴】
2007年3月 滋賀医科大学医学部医学科卒業
2007年4月 JR東京総合病院 臨床研修医
2009年4月 虎の門病院 外科 後期レジデント
2011年4月 虎の門病院 乳腺・内分泌外科 医員
2012年4月 虎の門病院 臨床腫瘍科 医員
2014年4月 国立がん研究センター 早期探索・臨床研究センター 先端医療科 (中央病院治療開発コース) がん専門修練医
2015年4月 国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科 医員
2016年4月 国立がん研究センター中央病院 先端医療科 医員 (併任)
2016年5月 国立がん研究センター 先端医療開発センター 新薬臨床開発分野 医員 (併任)
2018年3月 熊本大学大学院医学教育部博士課程卒業 (医学博士)
2018年8月 国立がん研究センター中央病院 遺伝子診療部門 医員 (併任)
2019年4月 国立国際医療研究センター 乳腺・腫瘍内科
2020年1月 国立国際医療研究センター 臨床ゲノム科 (併任)

【主な著書】
高齢者のがん薬物療法ガイドライン、南江堂、2019年

診療科HP:http://www.hosp.ncgm.go.jp/s042/index.html
ジャパンチームオンコロジープログラム:https://www.teamoncology.com
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