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MY PINK ACTIONセミナー

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乳がんの基礎知識やブレスト・アウェ アネスの大切さを伝えるセミナーでは、いながき乳腺クリニック(東京)院長の稲垣麻美医師が「乳がんの基礎知識」との題で講演。乳がん経験者の服部奈菜さんは「33歳、乳がんになっ て」との題で体験を語った。
稲垣医師は、乳がん検診(マンモグラフィ)、自覚症状、エコー(超音波)検査など発見経緯はさまざまだが、日本乳癌学会の2020年調査では半数以上が自分で気づいたとの結果を紹介し、自分の乳房を意識した生活習慣「ブレスト・アウェアネス」の大切を指摘。

自分が気づかない小さなしこりは検診で見つけ、検診と検診の間は自分で乳房を意識することが重要であり、正しい知識と、変化に気づいたら医師に相談する行動が必要だとした。 乳がんは女性のがん罹患数1位で、日本人は一生の中で9人に1人が罹患する恐れがある。30代後半から罹患が増え、40代後半~70代に多いため、40歳から乳がん検診が推奨されている。閉経後の肥満、アルコール摂取、喫煙などでリスクが上昇。遺伝による発症も5~10%を占める。大豆食品の摂取や運動でリスクを下げられるが、完全予防は難しい。 乳房は自分でチェックできる数少ない臓器であり、早期発見のために、ブレスト・アウェアネスの実践を呼びかけた。
 
服部さんはサロンを経営しながら、アートや音楽を通し、乳がんの早期発見・適切な治療の大切さを伝える「ピンクリボンアートプロジェクト」代表を務める。33歳で早期の乳がんが見つかり、その後のリンパ節転移と2度の治療を経験した。
治療中も仕事を続け、毎日必要な放射線治療では半日休むなど状況に応じて勤務を変えた。抗がん剤治療に伴う体の痛み、味覚の変化などがつらく、高額な治療費や体力の低下にも悩まされたが、周囲からの食べ物の差し入れ、声掛けなどに励まされたという。
最後に服部さんが乳房のチェックを 呼びかける「ピンクリボン音頭」を披露して終了した。

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