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乳がんとは

12人に1人がかかる乳がん~日本の乳がん事情~

生涯に乳がんを患う日本人女性は、現在、12人に1人[※1]と言われています。また、乳がんで亡くなる女性は、2013年に1万3000人を超え、1980年と比べて約3倍にもなっています。厚生労働省が発表した「人口動態統計 [※2] 」では、2015年の乳がんによる死亡数(女性)は13,584人[確定数]で、残念ながら増加しました。

※1:国立がん研究センターがん対策情報センター 「がん情報サービス」より

※2:
厚生労働省人口動態統計[確定数]より_2016年9月8日発表新しいウィンドウが開きます
女性の乳がんの死亡数

年齢別に見た場合、胃がんや肺がん、大腸がんのように年齢が高まるとともに増えるがんとは異なり、乳がんは 30代から増加しはじめ、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎え、比較的若い世代で多くなっています(※3)
若い年代で乳がんを患う女性も少なくありません。若い時から関心を持つことが大切です。

※3:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」
女性の乳がん年齢階級別罹患率(全国推計値、2010年)

乳がんは早期発見すれば、治癒率が高いがんです。

欧米などでは、検診受診率の向上により早期発見が増え、死亡率が年々減っています。その一方で、日本では国が定期的な検診受診を推奨しているものの、乳がん検診受診率はOECD(経済協力開発機構)加盟国30か国の中で最低レベルに位置[※4]し、年々死亡率は増加傾向にあります。

※4:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」がんの統計'13>トピックス3を参照新しいウィンドウが開きます

がん検診受診率の国際比較

乳がんは早期発見により適切な治療が行われますと、良好な経過が期待できます。日本人女性の場合、乳がんにかかる数は乳がんで死亡する人の数の3倍以上となり、これは乳がん生存率が比較的高いことと関連しています。
特に日本は、他のOECD 加盟国と比較してがん生存率が高く死亡率が低く、最新のデータによると、5年生存率について、乳がんは OECD 平均が 84.2%に対して日本は 87.3%となっています。

早期発見のために…。

●20代から月に一度のセルフチェックを心がけましょう!!

自分の胸の状態を見て触って知っておくことで、些細な変化に気付くことができるようになります。
若い方は乳腺が発達していますので、マンモグラフィは適していません。気になる症状などがあれば、超音波(エコー)検査などもできますので乳腺専門の医療機関にご相談ください。

●40歳を迎えたら、2年に一度、乳がん検診を受けることが国の指針で勧められています

乳がん検診ではマンモグラフィが欠かせません。ほかに超音波(エコー)検査などもありますので、専門医にご相談ください。もちろんセルフチェックも忘れずに続けましょう!
検診についての詳細は、お住まいの自治体やお近くの乳腺専門の医療機関にお問い合わせください。

●しこりなど自覚症状がある場合は、検診を待たず、速やかに乳腺外科など医療機関で診察を受けてください。

乳がんについて、より詳しく知りたい方は

『もっと知りたい乳がん ―あなたを守る検診のすすめ―』を見るPDFデータが開きます
厚生労働科学研究(がん臨床研究)推進事業
発行:公益財団法人 日本対がん協会
監修:大内憲明 (東北大学大学院医学系研究科教授)

●国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス新しいウィンドウが開きます」を見る

日本対がん協会ががん相談ホットラインを設けております

  • 看護師と社会福祉士がご相談をお受けします。
  • 予約は不要です。
  • 相談は匿名で結構です。
  • 電話代は相談者の負担になります。
  • 相談時間は原則20分です。
  • 相談の秘密は厳守します。
    なお、相談内容については、日本対がん協会が個人を特定しない統計情報として使用する場合がありますのでご了承ください。

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