【乳がんQ&A】 もし乳がんになったら?お金の心配について | ピンクリボンフェスティバル公式サイト

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【乳がんQ&A】
もし乳がんになったら?お金の心配について

Q. 乳がんになったらと思うとお金のことが心配です。がん保険に加入すべきでしょうか?

A. 「かかるお金」「かけたいお金」「入ってくるお金」「貯蓄」を整理することで、あなた自身に必要ながん保険での備えが見えてきます。

まず、「かかるお金」は治療費、検査費、入院費など病院で支払うお金です。健康保険適応であれば高額療養費でおおよその試算が可能です。
乳がんで同じ治療をしたとしても、Aさんは9万円、Bさんは5万円というように、1ヶ月の上限は人により異なるので、備えとしても変わってきます。
➡ 高額療養費の金額確認:厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html
会社の健康保険組合はさらに上限が下がるケースもありますので確認しましょう。

「かけたいお金」は治療の関連費です。
入院時の個室の差額ベッド代や、乳がんの場合補正下着や弾性スリープ(健康保険の療養費支給あり)、医療用ウィッグがあります。
数万円の方もいれば、個室希望で職業的にもウィッグはオーダーメイドという方は総額で50万円以上かかっていたことからも、機能性や求める内容により金額は変わります。

「入ってくるお金」は健康保険の傷病手当金(休業補償)が利用できるかで、大きく変わります。傷病手当金は要件を満たした場合、おおむね給与の2/3が最長1年6カ月間受給できます。
➡ 要件や計算方法の例:全国健康保険協会ホームページ
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3040/r139/

自営業や専業主婦はこのような「入ってくるお金」がありませんので、貯蓄で賄えそうになければ、がん保険の備えは高いと言えるでしょう。

保険適応でない先進医療や自由診療の費用対策や、治療中に家事や育児をフォローしてくれる人がいない場合の費用対策としてがん保険に加入される方もいます。

がん保険だけで全てを賄うことできません。加入される際には保障内容をよく確認するとともに、住宅ローンの団体信用生命保険の特約や、教育費の積立、事業の維持費など、内容に応じて備えておくと安心です。

迷われている場合は、一般的な金額ではなくあなたの生活維持について一緒に考えてくれるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談すると良いでしょう。

➡ 日本FP協会「CFP®認定者検索システム」より探せます。
https://www.jafp.or.jp/confer/search/cfp/

≪お答えいただいた専門家≫

黒田 ちはる さん

看護師、CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士

黒田ちはるFP事務所 代表

NPO法人がんと暮らしを考える会 相談員

NPO法人日本FP協会千葉支部 幹事

黒田ちはるさん

東京都、埼玉県のがん診療連携拠点病院にてNPO法人がんと暮らしを考える会相談事業「がん患者のお金と仕事の相談会」の相談員を務めている。

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